2010年06月13日

口蹄疫・現地の一場面

梅雨入りしましたねicon


ワールドカップも始まりましたし、icon 


時間は過ぎて行ってます。


いつか、「口蹄疫大変やったね~、でも終息してよかった・・・」


という日も間違いなくやってくるのです。


ここで、宮崎の友人から送られてきたメールを紹介しますicon


現実のひとつの場面として読んで下さい。


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「 子供は希望の光 」


私の友人の4才の子どもの話です。


しょうたくんはとってもお菓子が大好き。


買い物に行くと自分の指の間、全部にチュッパチャップスを


はさんで持ってくるような、よくばりな男の子です。


ある日、買い物へ行くと…


いつもはいっぱいお菓子を持ってくるのに、


何も買おうとしないので、どうしたの?って聞くと


『お菓子を買うお金を募金してあげて』 って答えました。


しょうたくんは 『牛さん、豚さんをこれ以上殺さないで』って、


宮崎県庁に足をはこんだり、募金のお金を届けたりしているそうです。


友人は


『もちろん保育園が素晴らしいからなんだけど、しょうたの成長と心の優しさに感動した』


と、目にいっぱい涙をためて話してくれました。


口蹄疫が拡がったニュースも親よりもしょうたくんの方がショックをうけてると…


宮崎では口蹄疫が拡大を続けています。


畜産農家さんはもちろんのこと、宮崎全体が被害を受けています。


本当に目を、耳をふさぎたくなるような話もたくさん聞きます。


夢も希望もないって言う人もいます。


ですが、確かにしっかりと、希望の種は芽を出し、空高く伸びていると感じています。


私たち大人は何かしなきゃと思ったり、何もできないと感じたり、


誰かのせいにしようとしたり…


難しく考える必要はなく、しょうたくんのように、シンプルでいいんじゃないかと思います。


友人はしょうたくんの言葉から、早速募金をしたそうです。


宮崎では道路の至るところで消毒作業がされ、何度も何度も、


車全体を消毒される事もあります。


宮崎の人ということで、宿泊をキャンセルされた・・・


宮崎から送った花が送り返されてきた・・・


宮崎ナンバーというだけで白い目で見られる・・・


口蹄疫発生地区に住む方は、


自分は『菌』なんだと思ってしまうとおっしゃる方もいました。


目に見えないものなので、怖いという人の気持ちもわかりますし、


私たちも怖いです。


みんなが胸を痛めています。


人事と思わず、何も出来ないからと目を背けず、


今の現状を知ることだけでもしていただけたら有り難いです。


一人よりも二人、少しでもたくさんの人に祈ってほしいです。


早く終息しますように。


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7月3日、口蹄疫被害支援チャリティトークライブ


中村文昭講演会 に参加すること


それが 「出来ること」 のひとつという方


心よりお待ちいたしております icon







Posted by 夢実現隊 at 18:37│Comments(0)
 
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